施術ガイド · 回復と帰国便
ソウルでの豊胸:週ごとの回復の流れと、帰国便に乗れる時期
豊胸は、旅行者にとって計画を立てやすい手術のひとつです。手順は予測しやすく、多くの方は当日または1泊で帰宅でき、最初の数週間の経過もおおよそ決まっています。慎重に計画すべきなのは、手術から帰国便までの間隔だけです。このガイドはバッグ(インプラント)による豊胸についてのもので、リフトや縮小術にはさらに時間がかかります(下記参照)。
内容確認日:
回復の概要
バッグ(インプラント)の手術後は、ソウルに7~14日滞在する計画を立ててください。英国のNHSと英国形成外科学会(BAPRAS)は、胸の手術後少なくとも5~7日は飛行機に乗らないよう述べており、英国美容形成外科学会(BAAPS)は、4時間以上移動する患者にはこの種の手術後1~2週間の滞在をすすめています。返路のフライトが4時間を超える場合は長距離便とみなし、上限の日数で計画してください。東京・大阪–ソウルは2~3時間の短距離便ですが、フライトが短くても、執刀医が定める最短の滞在日数が短くなるわけではありません。

- 手術当日。 通常は当日または1泊でホテルに戻ります。
- 最初の診察。 クリニックを出る前に予約されます。執刀医が傷口と、入っていればドレーンを確認します。
- 1~2週目。 抜糸(溶ける糸の場合を除く)と、入っていればドレーンの抜去を行います。起きて歩ける状態です。
- 搭乗前の再診。 出発前に、手術を担当した執刀医がもう一度診察します。
- 帰国便。 一般に術後5~7日より前は避けます。4時間以上のフライトでは、英国の外科医は1~2週間の滞在をすすめています。
1日ごと、1週間ごとの経過

- 歩行。 最初の数日から起きて歩けます。短くゆっくりした散歩は血行を助けます。
- 腕を頭上に。 最初の2~3週間は頭より上に物を持ち上げないでください。3~6週間は腕を伸ばしすぎないようにします。
- 持ち上げ。 約6週間は約2 kg(5 lb)を超える物を持たないでください。荷物を詰めた機内持ち込みバッグはこれをはるかに超えます。
- 激しい運動。 4~6週間は行わず、その後は執刀医の指示に従って徐々に再開します。
- サポートブラ。 指示どおり、昼夜を通して着用します。
斜線のバーは「待つ」期間です。執刀医がいずれかを緩めたり延ばしたりすることがあります。
- 手術当日。 状態が安定すれば1時間ほどで帰宅する方が多く、1泊する方もいます。安静にし、初日は誰かに付き添ってもらいましょう。
- 1~5日目。 強い痛みは通常1~5日で和らぎます。最初の数日はバッグ(インプラント)を入れたスペースへの出血のリスクがあるため、安静にし、物を持ち上げないでください。腕はゆっくり動かし、最初の2~3週間は頭より上に物を持ち上げないでください。サポートブラまたはバンドは指示どおり昼夜を通して着用します。
- 最初の診察。 クリニックが出発前に予約します。豊胸ではドレーンは必須ではなく、使わない執刀医も多くいます。入れた場合は、通常2日から数日後に抜去します。
- 7~14日目。 溶ける糸でなければ、外側の糸は1~2週間ほどで抜糸します。腫れと内出血は1~2週間で落ち着きます。デスクワークには1~2週間で戻る方が多くいます。
- 2~6週目。 約6週間は約2 kg(5 lb)を超える物を持たないでください。これは大学病院の指示書にある制限です。4~6週間は激しい運動をせず、3~6週間は腕を伸ばしすぎないようにします。執刀医がもっと早く緩めることもあります。日用品は手を上に伸ばさずに届く場所に置きましょう。
- 3~6か月。 バッグ(インプラント)は下がって柔らかくなり、最終的な位置に落ち着きます(「drop and fluff」)。英国の外科医のガイダンスでは約3~4か月、人によっては6か月かかります。傷あとは約6週間赤みがあり、その後数か月かけて薄くなります。
ソウルに滞在する理由
- 出発前に自分の執刀医による診察を受ける。 BAAPSのガイダンスは、手術を担当した執刀医が帰国前に少なくとも1回診察すべきだと明記しています。
- 抜糸とドレーン。 1~2週間ほど(ドレーンはそれより早く)での抜去は、処置をしたクリニックで受けるのが最も簡単です。
- 早期の問題は早く現れる。 出血(血腫)は通常術後まもなく起こり、まれに2週間後まで起こることがあり、執刀医が手術室で処置します。感染は、起こる場合は通常最初の2~3週間に現れます。
- 血栓のリスク。 手術も長時間のフライトも血栓のリスクを高めます。この二つが重なることが、搭乗時期を時間ではなく日数で考える理由です。
短期の訪問より長く滞在する場合や、家族が付き添いで来る場合は、入国要件とビザが滞在期間をカバーするか確認してください。医療ビザ用の病院書類の手配はKordyがお手伝いできます。
帰国便の機内で
- 通路側の席を予約し、機内を定期的に歩き、座席で足首とふくらはぎの運動をしてください。
- 水を飲み、アルコールは控え、コーヒーもほどほどにしましょう。
- 執刀医にすすめられた場合は弾性ストッキングを着用してください。BAAPSは、この種の手術後に移動する方に2週間の着用をすすめています。
- サポートブラとゆったりした服を着用してください。
- 頭上の荷物棚にバッグを持ち上げないでください。 座席の下に収まる小さなバッグだけを持ち込み、それ以外はすべて預け、同行者に手伝ってもらいましょう。荷物を詰めた機内持ち込みバッグは2 kgの制限をはるかに超えます。
- 医師に処方されていない限り、フライトのためにアスピリンや抗凝固薬を飲まないでください。
バッグ(インプラント)を入れたまま飛行機に乗るのは安全で、機内の気圧で傷むことはありません。注意点は、バッグそのものではなく手術を受けたばかりであることによるものです。
リフトや縮小術:期間を長めに
バストリフトでは、約3週間かけて段階的に抜糸することが多く、最初の2週間は物を持ち上げられません。乳房縮小術では通常1~2泊の入院、1~2日のドレーン、2~3週間の休職が必要で、回復には2~6週間かかります。より長い手術や複数部位の同時手術はBAAPSのより高いグループに入り、長距離移動の前に2~4週間滞在するようすすめられています。

- 豊胸。 乳腺組織または大胸筋の下に入れたバッグ(インプラント)でボリュームを加えます。胸の位置はほぼ変わりません。
- リフト。 余分な皮膚を切除して胸の形を整え、より高く張りのある位置にします。ボリュームはほぼ変わりません。
- 縮小術。 乳房の組織と皮膚を切除するため、胸は小さくなり、通常は少し高い位置になります。
破線:術前。典型的で控えめな変化を示す模式図です。実際の変化は執刀医が計画します。
危険な兆候
出発前と帰国後
- 手術の英文の要約、服薬リスト、そしてインプラントカード(メーカー、モデル、サイズ、シリアル番号)を受け取ってください。写真も撮っておきましょう。
- フライト後のクリニックへの連絡方法を決め、電話またはビデオでの再診を計画してください。BAAPSは、自国で救急医療を受ける方法を知っておくこともすすめています。
- 必要なときに診てもらえる帰国後の日本の主治医を決めておき、クリニックの書類を手元に保管してください。
- シリコンバッグの場合、米国FDAは、症状がなくても5~6年目に最初の超音波またはMRI検査を受け、その後は2~3年ごとに受けるようすすめています。
- バッグ(インプラント)は一生使える器具ではありません。何年経っていても、バッグの近くに新たな腫れ、しこり、痛みがあれば医師の診察を受けてください。
いずれかをご検討中ですか?ご旅行の日程をお知らせいただければ、それに合わせてクリニックの予定を組みます。
出典
- Breast augmentation recovery
- Breast enlargement (implants)
- Your guide to breast augmentation (2021)
- Breast augmentation aftercare and recovery
- What does 'drop and fluff' mean after breast augmentation?
- Cosmetic Tourism Guidelines (September 2023)
- Cosmetic surgery abroad
- Cosmetic surgery abroad
- Deep vein thrombosis
- Blood clots and travel
- Breast augmentation recovery: what to expect
- Cosmetic breast surgery: discharge
- Drains in breast augmentation (2023)
- Breast augmentation FAQ: how long do I have to wait to exercise, drive and lift things?
- Breast augmentation (patient handout)
- Breast enlargement surgery: what to expect at home
- Breast augmentation
- Breast lift aftercare and recovery
- Breast reduction (female)
- Breast Implants: Certain Labeling Recommendations to Improve Patient Communication
- Questions and answers about BIA-ALCL
このガイドは、計画を立てたり、より的確な質問を準備したりできるよう、公開されている指針を要約したものです。医学的な助言ではありません。医師が対面で診察し、飛行機に搭乗できる時期を含め、すべての治療方針を決定します。
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